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こんにちは、れんです。
照明の後悔がほかの後悔と違うのは、配線工事が終わったら、もうほとんど直せないことです。壁紙は貼り替えられる。家具は買い替えられる。でも、ダウンライトの位置とスイッチの場所は動かせません。
長く照明の仕事に関わるなかで、同じ後悔を何度も見てきました。この記事では、その中でも特に多い10個を、防ぎ方とセットでお伝えします。これから家づくりをする方は、打ち合わせ前にぜひ。
この記事でわかること
- 新築照明の失敗あるある10選と防ぎ方
- 照明計画を考えるベストなタイミング
- 予算の目安
失敗10選と防ぎ方
① ダウンライトの位置が家具とズレた 図面の段階で家具の位置が決まっておらず、ソファやテーブルと照明が合わない定番の失敗。→ 照明計画の前に家具レイアウトを決める。もしくはレイアウトが変わる想定の照明にする。順番がすべてです。
② ダウンライトが顔の真上でまぶしい ソファやベッドの真上にダウンライトがあると、くつろぐたび光源が目に刺さります。→ 座る・横になる場所の真上を避け、壁際に寄せて配灯する。
③ 調光を付けなかった 「夜、明るすぎる」は住んでからの後悔でかなり多いです。→ リビング・ダイニング・寝室は調光対応に。費用差は小さく、効果は絶大です。
④ 一室一灯でのっぺりした 大きなシーリング1灯で全部まかなう計画は、明るいのに味気ない部屋になりがち。→ 中心・まわり・ポイントの多灯分散で計画する。
⑤ スイッチの位置が生活動線と合わない 帰宅して真っ暗な中をスイッチまで歩く、寝る前に消しに戻る…。→ 一日の動きを図面の上でシミュレーションして決める。寝室は枕元にも。
⑥ エアコンと照明が干渉する エアコンの位置は打ち合わせの後半に決まることが多く、先に決めた照明とぶつかります。本体がダウンライトの光をさえぎって影ができる、吹き出しの風でペンダントが揺れる、といった具合です。→ 照明とエアコンを同じ図面に描いて、早い段階で位置をすり合わせる。
⑦ 吹き抜けが夜、暗い穴になる カタログの適用畳数は天井高2.4m前提。吹き抜けで天井からダウンライトをそのまま選ぶと暗くなります(天井高4mなら約3倍の明るさが必要)。→ 壁付け照明などで光の高さを下げる計画に。
⑧ 光の色がちぐはぐ リビング電球色の隣にキッチン昼光色、のような組み合わせは視界の中で色がぶつかります。→ 隣り合う空間の光色差はワンステップ以内に。
⑨ 電球交換できない場所に器具を付けた 吹き抜けの天井や階段上部など、脚立が届かない場所の器具は、切れたら業者頼み。→ 手が届くか?を全器具でチェック。
⑩ ぜんぶ工務店任せにした 標準プランのままだと、器具は無難でも「暮らしに合わせた計画」にはなりません。照明計画に優れた工務店もありますが、全てがそうとは限りません。→ せめて要望リストを持って打ち合わせに臨む。

照明計画のベストタイミングは「間取り確定の頃」
配線は工事の早い段階で決まります。間取りが固まったら、すぐ照明の検討を始めるのが正解。内装や外構より先です。「あとで考えよう」が、この記事の後悔リストへの最短ルートです。
予算の目安
照明器具の予算は、建築総工費の2〜5%が目安です。「どの部屋にかけて、どこを抑えるか」は、長く過ごすLDKと寝室に厚く、通路・収納は堅実に、が基本方針です。

まとめ:後悔は「順番」で防げる
家具→照明→内装の順で考える。動線でスイッチを決める。調光を入れる。色を揃える。手が届く場所に器具を。——どれも難しいことではなく、知っていれば防げることばかりです。
家づくりは一度きり。光の計画は、後回しにしないでください。
れん

